坂東十八番 日光山中禅寺

久々におひとりさまでない札所です。
歩くペースとか予期せぬ事態対応力とか体力とか、さまざまな要因で、札所を巡るときは一人のことが多いので。

大人になってからの友人としてはいちばん長らくおつきあいいただいてるまよ姐、最近、神様カードのリーダーとなりまして、一緒にいるだけでご利益のある人になってしまいました(笑)。
今回は彼女との珍道中です。

5時30分、最寄り駅にて合流。
京王線で新宿へ移動中、JRが止まっている、と車内放送。むむ。札所行きでこんなことはいまだかつてなかった!
状況調べつつ、とにかく行けるとこまで行って考えよう~と移動していたら、結局宇都宮には予定通りの時刻に到着。宇都宮線だからこその回復運転ではありますが、それができるJRの対応力も大したもんだな、とひたすら感心しました。

まずは、日光線で駅とりのミッションを完了。

日光駅でバスのフリーパスを買い、中禅寺温泉行きのバスに乗るも、東照宮への車が多すぎて、わずか2キロほどを抜けるのに40分。目的地がさらに奥なので降りるわけにもいかず、おとなしく乗ってましたが…。
その後は明智平あたりから豪雨の中でしたが、上に着く頃には雨も止み、30分ほど遅れはしたものの無事に到着。

さっそく立木観音さまへ。
一本のかつらの木から彫りだし、残材から手を彫って組み合わせたと言う、千住観音様です。
胴体の下のほうはもとの木のままだということで、この名がついたそうです。
とてもお優しい顔の観音様。
普通のお寺さんでは、なかなかこんなに近くでお顔を拝見できないのと、そもそもお姿がこんなに大きくない。
その意味でも、とても珍しい観音様です。

五大堂から眺める中禅寺湖。



男体山は上のほうが雲というか、霧に包まれて、見ることができません。
秘仏の吉祥天さまも拝ませていただき、本日のメインミッション完了です。
あとは、いつものとおりテケトー。

乗れたらいいな、の渡し船、じゃなくて観光船。ちょうどタイミングよかったので、歌が浜から船の駅中禅寺まで5分の船旅。8月10日に就航したばかりの新造船に乗ることができました。



残念ながら濃霧のために、湖畔の景色がなーんにも見えません。写真?真っ白。

船着き場から少し歩いて、中宮祠へ。
こちらは、男体山への登山口とです。
麓に二荒山神社本宮、こちらが中宮祠、山頂が奥宮になっています。
とても気持ちのよいお宮でした。
参拝を済ませると、あっという間に霧に包まれてしまいました。

これで、最初から計画していたミッションは、全て果たすことができました。
めでたしめでたし。

あとはとにかくテケトー。
バスターミナルへ戻りながら、雨が降り始めたので、そこにあった喫茶店でお昼ごはんにしよう。



絶品の、天然氷かき氷を食べられました。

バスターミナルに到着すると、10分も待たずにバスに乗れました。

コロプラのコロカ店に行こうと途中下車すると、本日いちばんの氣をいただいた神社に遭遇しました。
青龍神社。



無人ではありますが、氏子さんたちで輪番があるのでしょう、参道もきれいにお掃除され、榊が供えられて、整えられていました。

そして、コロカ店。



青龍さんのご朱印をいただくために立ち寄った(本末転倒気味の)二荒山神社本宮。



神橋もなんだか神秘的。



なんだか盛りだくさんに見えますが、ほとんど全部通り道で済ませられることばかり。
しかも雨は、雨具を出すほどでもなく。
お取り計らいの中、粛々と進んだ気がします。


これで、札所のペースを取り戻したような気がするので、残った遠隔地、なんとか気張りましょうかね。



御霊迎えの日

わたし個人は、どこの宗教にも帰依していない無宗教な者です。
が、わたしの身の回りに来ることのある御霊さまは、大半が仏さまです。
そのため、あの世でも一斉に民族大移動が起きるこの時期には、ここに来てくださるかたも多くいらっしゃいます。

12日の深夜から昨日にかけて、蝉さん蝶さん蜻蛉さん飛蝗さんの姿を借りて、いろんなかたが来てくださいました。
それは、家にいようが外にいようがまったく関係なく。
御霊さまにも、家つきと人つきがあるのでしょうか。とすれば、わたしのところにきてくださるのは、みなさん人つきに違いない。

たぶん、立ち寄るだけで、ほんとに帰るとこがあるかたばかりだと思うので、早く移動できるように、これ使ってね。


かっこいい精霊馬!

わたしには作れないけど、御霊さまなら、画像でも自由に使えるでしょ。


昨日は、観音様の功徳に触れることもできたので、来てくださった御霊さまも思いの外およろこびだったようで。

わたしんとこにいるかたは、悪いけど今日もお仕事なので、そのへんで一人で遊んでいてね。
忘れてるわけじゃないから。



坂東十七番 出流山満願寺

いちばん早く始めた札所廻りですが、ぜんぜん終わりが見えてきません…orz
それもそのはず、近くはすでにお参りして、行きにくい遠くが残ってます。

茨城、栃木、千葉。
そしていずれも、電車の駅から遠い。土日に自由に車が使えない身としては、身動きとれません。で、一日ひとつしか行けそうもない、となると、出番はこれ。



どっか行きたい、列車乗りたい、ご朱印いただきたい、私のお出かけ三大欲をすべて満たしてくれる、青春18きっぷ。
昔に比べてなにかと使い勝手悪くはなりましたが、やっぱり頼りになります。

もう何年も間があいてしまいましたが、そろそろ再開しようと決めました。(5月に鎌倉歩いて、ちょっと火が着いた。)

再開の第一歩に選んだのは、栃木市の満願寺です。
残ってるのでいちばん番号が若いことと、夏場なので歩く距離が短いことが決め手となりました。

JR両毛線の栃木駅。
初降車。



ここから、栃木市が運行するコミュニティバス「ふれあいバス」に乗り、約1時間。
途中、石灰鉱山を抜けていきます。屋根に積もった石灰の粉が、まるで雪のよう。




終点で降りて歩くこと5分。
朝5時過ぎに自宅を出発して、ここに着いたのはほぼ10時でした。




ご朱印帳を寺務所に預けて、本堂→奥の院と参拝します。
奥の院へは、関所で拝観料300円お支払い。参道の整備に使います、ということで、確かにガードレールや橋の手摺など、安全対策をいろいろしてくれています。
また、この日は雨上がりでもあり、石の上に葉っぱや土が残っていると滑りやすいものですが、お片付けがされていたようです。
ずうっと上り坂の参道をほぼひとりじめ。深い森と、梢から落ちる水滴、雨と言うよりは霧のような細かい降水、思わず声に出してしまいました。
「きもちいいっ!」
「超楽しいっ!」
最後、断崖に張り付くような急な階段を上り、奥の院にたどり着きました。




拝殿の奥は洞窟がお堂になっています。石灰岩の地域なので、鍾乳洞ですね。



高さ4メートルくらいの石筍がこちらのご本尊さま。
なんでも、観音様の後ろ姿と、足元は伏せた蓮の花、と説明書きがありました。
ほんとにそんな風に見えます。
昔の人はうまいことたとえるなぁ。

ここから見る山の景色は、霧煙る幽玄の趣で、とても美しい。
スマホカメラなんかでは到底無理でした。
ので、咲き始めていた秋海棠を。




さて、下山してご朱印帳を受けとり、次のミッションは、出流そば。
お近く出身のお友だちに教えていただいたお蕎麦屋さんは、11時開店なので急いで行くと、もう行列が!
そして、また10時58分なのに入店してる!出遅れた!
と思いましたが、さすが有名店、規模も大きく、待つことなく入ることができました。
大勢で来ていたら、盆ざるのそばをどどーんと頼むのが定番のようですが、一人じゃ無理なので、野菜天ざるを。



お蕎麦もとても美味しいし、天ぷらもさっくさく。
蕎麦湯もポット一杯出してくださって、最後まで美味しくいただきました。

11時56分のバスで離脱。
滞在時間2時間。
帰りはわずかに早く、ほぼ16時の帰宅でした。
え、もっと蔵のまちを寄り道してくりゃいいのにって?
うん、次のお座敷があってね。(笑)

栃木市は、小江戸・蔵のまちとして観光整備されています。
着物で歩くの楽しそうだな、と思いました。
今回はJRの各駅停車で行きましたが、東武電車の特急を使えばもう少し楽に行けそうな気もします。
満願寺に宿坊もあるようなので(未確認)、泊まりがけで計画してもいいかなぁ。
そのときはみなさん参加してね。




内に籠ること

動き回っているために、他人様からは外向的で行動的でパワフルと思われています。
そういう面も確かにありますが、それは断片的なわたしの鱗であり、実体ではありません。

人といても、列車に乗っていても、その向こうに見ているのは、自分の心の中だったりします。
その人の目線を通してのわたし。
窓ガラスの向こうに広がる景色の中のわたし。

向こうを見通させてくれた人は記憶に残り、また会いたい人リストに書き込まれます。
わたしのいる景色を見つけたら脳内アルバムに写真を残し、訪れたい場所リストに書き込まれます。

そうして、その人にそのことを伝えようとして、そのまちでその場所を確かめようとして、明日を待ち焦がれています。

わたしの生きてる日々が、そのまんま旅のようであるのは、そんな理由です。




そして。
落とした鱗から、そのことを感じ取ってくれる人もいる。
なんという幸せ。



おいしいものをいただくとき

食べログかい、というくらい、腹満たす記事はよく書きますが、いつもいつも贅沢してるわけではありません。
ここぞ、というとき以外は粗食です。
自分で作れるものなんて、凝ったものないし、素材も平凡だし、味つけもついついいつもの~だし。

てなわけで、昨晩のご馳走は桃のフレンチでした。



当初は着席でのサーブ予定だったそうですが、桃につられて参加者が増え続けたために、ビュッフェスタイルへの変更となったそうです。
ビュッフェのよいところは、自分の好き嫌いに合わせて、取り分ける量をコントロールできることですね。
(つまりその、気に入ったやつはおかわりできる、という幸せ!)

どれをおかわりしたか、アンケートでもとってみましょうかね。

ビュッフェスタイルであっても、オーナーマダムとシェフの心意気がたっぷりつまったお料理です。
桃は、福島から直送で「あかつき」という品種。
みっちりと詰まった固めの果肉と、優しい甘さが特長のようです。
この、ふんわりとした甘さが、どのお料理にもぴったりでした。
桃です、と主張してるんだけど、他の素材とも仲良し、っていうかんじかな。

最後にケーキがあると聞いて、甘いものが別腹じゃないわたしは、それを押し込む隙間だけ残して、いろんなお料理を楽しみました。
そのケーキは、もう桃桃しくて、ほんとに満足。

途中でいただいた桃のモヒート。
ミントの爽やかさと桃の甘さがこんなに合うなんて~という絶妙の配合。
帰れなくなるので、おかわりは控えました(笑)。

陸で海で素材を育てたり獲ったりひと。
それをお料理する人に繋げるひと。
さまざな工夫を凝らして加工するひと。
わくわくしながら食べるひと。

いろんなひとの顔が見えるから、美味しいものはさらに美味しくなる。

そして、一緒に食べられたらよかったな、と思うひとがいる。

そんなことを思いながら。

FC2カウンター
プロフィール

たまねぎ

Author:たまねぎ
たまねぎです。
ゆる~く生きてます。
好きなものがたくさんあります。

最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR