火の粉



著者:雫井脩介

出版社:幻冬舎



サスペンスホラーです。

「罪を憎んで人を憎まず」っていうけれど、結局は人が怖いんじゃんかよぉ、っていうお話。



裁判官梶間は、一家惨殺事件の犯人と目される男の裁判に際し、男も背中に傷を負っていたという理由で被害者であると判断して無罪を言い渡す。数年後、その男が梶間家のお隣に引っ越してきて・・・・。



人が怖いというのは、ただ単に罪を犯すような人が怖いというのではなく、感度の鈍った人の怖さでもある。この話では、特に男性の感度が鈍く、なんとはなしに「定年後の男性が地域に身の置き場所を見つけにくい」というところへ直結してしまった。地域社会のように利害がからみにくい人間関係だと、とどのつまりは安全か否かになってくる場合もあるのでね・・・。うちは今、住民環境はとても恵まれているのだけど、地域全体でみると不審者が多々出没していて危険きわまりない。そういう方向にアンテナを立ててると、もし危険な隣人がいたら、とてもじゃないけどやってらんなぁいって感じだな。



とにかく、この話はかなり怖いです。ぞぅっとしたい方にはおすすめ。借りてきて、一気に読んじゃいました。
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No title

ずっと昔「隣の女」という映画を見た。最近似たような設定のサスペンスドラマもあるよね。

でも実際「昔の男」が隣に引っ越してきたらどうよ>ALL

No title

感度の鈍った人の怖さかぁ。。。。

確かに鈍かったよねぇ、勲も俊郎も(^^;)

私だったら離婚を考えるね。

私もこんな歪んでる人、絶対にお近づきになりたくないです。

だけど見抜ける自信、私にはないな~。。。

No title

ぢつは最近、人の口にのぼるようになって知ったのだが…近所にいるらしいんだよね、怖い人。新興住宅地の戸建て地区故にちと怖いそこのの前を通らなければ問題ないらしいんだが…通ってみたくなるんだよなー
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