内宮領『川曳き』~引き上げ地点

内宮への入り口である宇治橋のたもとから、筏橇を引き上げます。

川の中を曳いてきた綱は、陸上へと長く長くのばされ、

一気に皆の力を合わせて引き上げます。



人の力は強い。

川の中では浮力も利用できたでしょうが、陸への引き上げは、

まさに人の力だけが頼りです。



神宮を守っていこうとする地元の人々、

そして、それに協力するためにやってくる一日奉仕の人々。

たくさんの人の力が、20年に一度の遷宮を営々と築きあげてきたのですね。









技術を伝承するために、20年ごとに遷宮するというシステムを考え出したのは、

なんという知恵。

たとえば、20代でかかわったら、次は40代、まさに中心となって働く年代です。

さらにその次は60代。若手を育成しつつ、3度目の円熟した技術を発揮する。

そうして、宮を作る技術と、そのために必要なマンパワーをきちんと伝承する。



今回が62回目の遷宮。

なんと1000年を越える長い長いとき。



その中のほんの1回でも見ることができる、このしあわせ。

平成25年までかかる神事、できる限り見ておきたいと思います。



この宮は、日本の背骨です。


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