蛍を見る夜(写真追加)

昨年に引き続き、今年も紅さんのご案内で、高尾山の蛍を見に行ってきました。

京王線沿線のかたは、ポスターでご覧になってるかもしれません。高尾には蛍が自生、じゃないな、なんていうの?天然の蛍が飛ぶ水場があるのです。
場所は内緒。

夕方16時に集合。
でも、この時期いちばん日が長い。暮れるまでにはかなりの時間があります。
予報が雨だったこともあり、暗くなるまでの半分は庭園、後半は沢の自然を楽しみました。


高尾駒木野庭園

前回も前をとおってとても気になっていたところでしたので、天候の都合で急遽行けることになり、いちばん喜んだのはわたしかも。

美しくお手入れされたお庭と室内は、一瞬、タイムスリップしたような錯覚に陥ります。
広縁から眺める雨のお庭、心を落ち着けなくても、ふっと瞑想モードにはいれました。

玄関脇の池には、なんとモリアオガエル。



実は、最初に見つけたときはもう一匹いて、お取り込み中(笑)でした。
その奥には卵の泡もあり、順調に世代交代しているのがわかります。



水琴窟があったり、狸の掘った穴があったり、美しいだけでなくちょっと愉快なお庭でした。

 

1時間ほどのち、さらに奥へと歩を進めます。
よく整備された林道をとおっての沢歩き。(水の中ではありません、沢沿いの道歩きです。)
植物や水生生物を観察しながら歩くのは、ほんとうに楽しい。
自分もいきものである、ということを思い出させてくれます。目だけでなく、耳や鼻の感覚を使って、いきものの気配を感じとると、そこに生まれるわずかなコンタクトがとてもいとおしい。
虫だったり、鳥だったり、花だったり、水音だったり。
日常ではお目にかかれないものたちが、闖入者であるわたしたちを排除することなく、受け入れてくれてありがたいこと。

休憩して少し食べ物でお腹を黙らせ、いよいよ蛍を見に行きます。

川に沿って藪の道を行くと。

川面や葉隠れに、ぽぅっと浮かぶ黄色い小さいあかり。
ゆっくりと、点滅しています。
蛍だ!
(今回、見つけていちばんに声をあげたのはわたしでした、えっへん。)
はじめのうちは、じいっとしてその場で点滅しているだけですが、しばらくするとふわっと飛び始めます。
点滅しながら飛ぶので、軌跡を追っているつもりでも、思いがけないところまで移動していたり、見ていて飽きることがありません。

山ほど飛んでいるわけではないのですが、そのあたりに目をやるとぽうっと光る。移動するとまた別のがぽうっと光る。
そんなリズミカルな徒歩と点滅は、音楽で言うと、ウィスパー系のBossa のような。

そして、少し青みがかった黄色い光は、御霊さまを思わせます。
時々ぽろんと、目から何かがこぼれ落ちているのはわかっていました。

スマホでは蛍のあかりは撮れません。
これは、できたら実物で体験していただきたいです。


また来年ね。
来年会うのは次の世代の蛍たち。



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