着物で行く信濃路 その5

今回の旅の中核に据えられていたのは、このイベントでした。

着物マルシェin 上田

着物断捨離中の身としては、行くと危険な場所ではありますが、まあ他人様の企画に乗っかってるわけですし、なにより場所に興味がありました。



こちらの建物は木造5階建ての繭倉です。
なんと美しい。

ここは、現在は笠原工業という会社で、発泡スチロールの製造をしており、建物は倉庫として使われていますが、元は蚕種製造業でした。

旧常田館

もう一棟。



長野県に現存する鉄筋造りの建物としては最古の、大正15年築だそうで、こちらも繭倉です。
この中で、イベントの目玉であるフリーマーケットを開催していました。

イベント内の企画で、信州大学繊維学部の先生からお話を伺いました。
かつての日本の養蚕業を支える蚕種工場であったこと、建物の価値を後世に残すために会社が建造物保存に力を注いだこと。
先生の言葉、『笠原さんからの、未来へのギフトです』が忘れられません。

私たちがこうして絹の着物を着られる背景には、布にする技術も大切ですが、原材料を守り育てることも両輪で必要です。

昨年からのこの会の旅は、布を織る→糸をとる→繭を育てる、と時系列を遡ってきました。

そうしてたどり着いた土地が、自分のルーツである地域、ということにも不思議なものを感じます。
何度も来ている上田エリアですが、知らないこと知らない場所ばかりでした。着物を着ることをしていなかったら、一生知らないまんまだったと思います。

なんだか、今うちにいる着物たちがとてもいとおしくなってきました。

昨年今年と壮大なストーリーの旅路を作ってくれた四日ぼーずさんに感謝。

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