アウェイ感の正体

社会人として働き出す前の20数年。
その期間に複数のまちで暮らしました。

たまたま2日続けて、それらのまちを訪れた先週の終わり。
駅に降り立ったときの感じかたにものすごく差があって、一瞬、自分がどこにいるのかを見失いそうになりました。

かたや、なつかしいまち。
かたや、アウェイ感炸裂。

暮らした年数はどちらもあまり違いがありません。たかだか数ヵ月の差です。
それなのにこれほどまでに違うのはなぜだろう。

日曜に、別のまち=好きなまちでほぼ一日を過ごしながら、頭のすみっこではずっとその理由を探し続けていました。
見つけたってなんの役にも立たないとわかっているのに、気になってしまったらどこかに行き着きたい、ろくでもない性分です。

その答えは、夜中に目が覚めてぼーっと天井をながめているときにみつかりました。

アウェイのまちに住んでいたときは、心のどこかにいつもこんな言葉がありました。
『またいつかこのまちを離れる時が来る。』
転勤族の子どもだったため、突然の転居転校を何度か経験しています。
子ども心ながら、それはそれなりに辛いことであり、しばらく心がざわつく期間があったりもしました。
上の呪文を唱えることで、まちへのおもいを見ないようにしていたのだろうと思います。

かたや、なつかしかったまち。
学生~社会人なりたての時期だったので、滞在時間は夜間がほとんど。
繁華街の片隅でもあり、便利なところでした。
住んでいた頃は好きでも嫌いでもありませんでしたが、離れることが決まったときはここ好きだったなぁ、と思ったものです。

なんだ、まちに対して線を引いていたのは、あたしの方じゃないか。
そりゃ受け入れてくれるはずもない。
そう思いました。

それでも。
何度降り立っても感じるこのアウェイな気持ちは、拭い去ることはできそうにありません。
初めてのまちを訪れるときですら感じることがないのに。

こうして、勝手に塀をつくっていくのだな。
土地にも。現場にも。人間にも。

せめて、つくった塀を自らぶち壊す勇気だけは捨てないで生きていこう。
なんのために?成長を止めないために。




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