師匠の笑顔が原動力

まるっと3泊4日かけて半巾帯を織ってきたわけですが、朝から晩まで作業するのは楽しくもあり、時々苦しくもあり…

なんたって、足の踏み替えパターンがこれですよ。

 

こんなの覚えられないよ!
と初日は、いちいち見ながら確認していたので、とても時間がかかりました。
2日目の昼頃からやっとかすかに自分なりの法則性を見いだしまして、少しペースアップしました。

うまくまわり始めたな~と思うと、突然経糸が切れてしまったりして、一気にテンションが下がってしまいます。

そんなくじけそうな心をしっかり支えてくれたのは、師匠の鶴牧さんでした。



完成品と共に!
べっぴんでしょー、師匠。
声もかわいいです。



織り場の責任者、鶴牧さんは、島外の出身です。八丈島に来て8年になるそうです。
他の大きい織元さんでも、現在の織り子さんは島出身者よりも外からの移住者がほとんどではないか、とのことでした。
島育ちのかたにしてみたら、こんなに大変な仕事…となるそうなのです。
地元出身で織ってるかたは、ご自宅で作業してることもあるそうです。
昔はきっと、女性の主たるお仕事だったのだろうなぁ。


話を元に戻しましょう。
織る作業はずっと機の前に座っているわけではなく、しょっちゅう座面から降りなくてはなりません。



この写真では見えませんが、機の奥、写真では右側に経糸がずっと巻かれているわけです。
織り進んで糸が手前に出てくるときに、絡まないように面倒をみてやらねばなりません。
実はこの、立ったり座ったりが、同じ姿勢での緊張をほぐしてくれて、長時間作業していても凝り固まらない理由のひとつかなぁと思っています。

最初はこの解し作業も師匠にやってもらっていましたが、途中から自分でできるように教わりました。
手荒に扱うとそれこそ糸が切れてしまうので、そうっとそうっと。
よく、絹糸のようななめらかな櫛通りの髪、と表現しますが、ほんとにそんなかんじです。
やわらかくてつやっとして、さらりと手離れして。

そして、座面に戻る前に、ちょうどキリのよくなってる師匠とあーでもないこーでもないと雑談をして。
その時間がまた、楽しいったらないの。

そんなこんなで、どうにか折れずに織れたのは、師匠の支えあってこそでした。

ここで自分ががんばれたら、着物好きでものつくりにも興味のある皆さんにご紹介ができるなーと思ってせっせと織りましたが、パイロットケースとして自分もモニタリングされていたのはちょっとだけ驚きました。

後に続くかたがたへ、責任重大です…。





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