夏の三連休は関の祇園祭

祇園祭といっても、京都でなく、三重県です。

たまねぎ的三大夜祭りのひとつである関宿の祇園祭に行ってきました。

いままで何度かこのお祭りは見たことがあります。
東海道の宿場であった面影を残しているまちなみを、ろうそくを灯した提灯で飾り付けた山車(やま、と読みます。)が練り歩く、壮大なお祭りです。
いつか、その山車を曳いてみたいと思っていたのです。

もうひとつ。
関宿のまんなかに石垣屋というお宿があります。古民家を改装して泊まれるようにした、いわば現代版旅籠。こちらにも泊まってみたいなぁと。

そのふたつを満たすことができる千載一遇のチャンスがきました。
石垣屋さんにお泊まりすれば、祭りに参加できて、山車が曳けるというのです。
これを逃しちゃいかーん!と、blogでの告知を見てすぐに連絡をとってみました。

家主さん「えーとね、まだ予約はうけてないんですよねー。で、何泊しますか?」
あれ?その話の展開はおかしくないか?
いや、そこは突っ込まないでおこう。
わたし「はい、もちろん祭り中の連泊でお願いしまーす。」
というわけであっさり予約成立。
断られたらたぶんぎりぎりまで迷ったあげく、再度連絡して断られていたと思う(行ってみたらたぶんそうなるだろうという状況だった。)ので、とてもラッキーでした。

亀山市指定有形民俗文化財である関の曳山については、

関の祇園祭

↑こちらをごらんください。
今年のポスターです。



石垣屋は三番町の町会なので、こちらの山車を曳きます。



関神社の鳥居前に4台揃い踏み。
ちょっと見切れ気味ですがご容赦ください。



左から、三番町、木崎町、四番町、大裏です。
それぞれ、山車の形も、提灯のデザインも異なります。

夕方から夜にかけてまちなかを練り歩き、要所要所で舞台廻しを行います。
山車の上半分が回る仕掛けになっているので、もちろん人力でまわすのですが、これがほんとに迫力あります。

日が暮れる頃、提灯に灯入れして、祭りは最高潮へ。



まちの西側の少し広いスペースで、4台が一斉に舞台廻しをするところは、迫力満点であるとともに、とても幻想的な光景です。
それはきっと、提灯が電球でなく、ゆらぐろうそくの炎であることも関係してるような気がします。
灯りの強さが均一でなく、ときどき消えてしまったり、提灯が燃えてしまったりして、そこも祭りの一部。

お祭りは土日の2日間です。
残念ながら2日めはあまり天候がよくなく、山車は出たものの、途中で提灯をはずしたり、巡行のコースを短縮したりになりましたが、無事に山車を蔵に納めることができました。

途中、曳き綱の列のなかで、町会のおじちゃんにいろいろなお話を伺いました。お祭りの歴史や、伝承、次の世代への送りのこと、途切れそうになった甚句を復活させたことなど。
なによりも、300年という長い歴史の祭りでありながら、石垣屋に泊まってるいわばよそもんをあたたかく迎え入れてくださる懐の深さを、とてもありがたく思いました。

三番町山車の横幕



三番町山車の見送幕



木崎町山車の提灯


ふつうの桐の紋は五三なんだけど、ここのは五七。
神社に縁起が書いてあったはずですが、読んでくるの忘れました。

初日曳いた翌朝になってしまいましたが、地蔵院、福蔵寺、関神社にお詣りもして、まちをまるごと堪能しました。

また来年も行けたらいいな。
毎年行けたらいいな。
それは、石垣屋さんが楽しかったこともあるけど、祭りに取り組んでる皆さんのお話を聞いて、ほんの少しでも祭りの継承に役立つのならお手伝いできればと思うからです。
どうかこの素晴らしい祭りがずっと続きますように。





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