暮らしの中の文化

まあ、ご大層なタイトルですが、中身はそんなおおげさなもんじゃありません。

昨日、日曜の午後は、地域活動の日でした。今住んでるまちに転居してから20年あまり。親子で『こどもげきじょう』という団体に所属しています。
よく間違われますが、劇をする、のではなくて、劇を観る、団体です。
子どもが文字通りの子どもじゃなくなってもまだ所属しているのは、子どもたちがもらったものの大きさに対するご恩返しと、そこで出会った輝くかあちゃんたちを好きだから、です。

年に数回、舞台劇を中心として、時にはバレエやミュージカル、人形劇や遊び会、音楽会をとおして、学校や家庭では得られないなにかを体験できたように感じています。
特に、劇は、疑似体験にもつながり、本を読むのとはまた違った届きかたをするんじゃないかなぁと思います。


昨日のプログラムは、登場人物3人、上演1時間ほどの小品でしたが、とても素敵な舞台でした。時間や景色の奥行き。時代物なのに今も変わらない世相反映。
そして、教訓臭くないのに、なんだか涙出る上演後。




小学生の女の子が、わんわん泣きながら帰っていくのをみて、ああ、うちの子どもらもそんなことがあったなぁ、となつかしく思い出しました。
彼女も大人になり、もしも母になったならわが子にそんな経験をしてほしいと考えたりするのだろうか。

音楽や美術や演劇や、その他もろもろこの分野のアイテムは、凡そ生きていくのに不可欠のものではありません。
だから、経済的困窮になると、真っ先に切り離されて淘汰されるアイテムでもあります。
子どもたちがうんと幼い頃、そんなに余裕はありませんでした。でも、この会の会費を削ることはしたくないと思い、観劇の日程が合いにくくなって観ることが少なくなっても、ずっと続けてきました。

うちの子どもたち、そこでの経験や出会いを、20代になった今でも継続保有しています。
(私にはできなかった経験。うらやましい。)
はっきりと形になる財産ではないけれど、親としてそれを与えられてよかったなぁ、と自己満足に浸る朝なのでした。


はぐれ峠のわらい鬼(劇団うりんこ)


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