ものつくり現場疑似体験

今日は、浴衣地を染めに行ってきました。



結城の奥順さんは、結城紬の産地問屋さんです。

奥順

結城紬といえば、大島紬と並んで『お高い着物』といわれるのですが、それがなぜかと考えれば、製造の手間以外のなにものでもありません。
ちらりと今日聞こえたお話では、現在の織り子さんが約200名、年産2,000反。
一人平均10反/年。
長いものでは2年がかりだったりもするそうなので、そりゃあそれでご飯食べようと思ったらね、という計算です。

初めのうちは、着物を着られるだけでうれしくてうきうきわくわく。
でも、だんだんわかってきたのは、作り手がいなくなってきてるということ。
それがなぜかを知りたくて、工房見学や染め織りの体験をするように。
どれほどの人手を経て自分の手元に着物や帯として届いたのかを理解すると、着てお出かけすること、できれば作り手さんや売り手さんに着ている姿を見ていただくことが、自分のミッションであり、楽しみだと思うようになりました。

奥順さんの浴衣染め体験は、毎年違う技法を繰り出す、稲葉藤五郎先生あっての企画です。
そんなに、浴衣ばっかり増やしてどうするの、と訊ねられたりしますが、私はねまきが浴衣な時期も長いし、なにより浴衣は消耗品だよぉ、と思ってます。
ので、こちらでの浴衣は4枚目。
今年で10年やってる浴衣染めシリーズの約半分、参加できてることになりますね。

実際に染めをして思うのは、同じ染材、染料を使って同じ技法で染めても、個性が出るのが面白いなぁ、と。
今日も私と同じ色の組み合わせのかたがいらっしゃいましたが、染め上がってみたら、ぜんぜん違うの。
(私のは性格反映、雑で綻びだらけだけど、なんか愛いやつってかんじ←自分で言うな!)
もう一方のものは、丁寧にきっちり染まっていて、切れ味シャープでした。

一日かかって、師匠の手を借りながら染め上げて、達成感満足感とともに残る、半端ない肉体疲労…。
これを生業としていくことの大変さを思うと、ほんとうに、着物、しまいこまないで着てやらねば、と感じます。


そんなゴタクはおいといて、とにかく、世界で一反きりのマイ浴衣を染めるのは、ほんとうに楽しいです。
体験教室は7月まで続きます。


つむぎの館スケジュール 

今日も師匠は「浴衣は今年で最後」と何度もつぶやき、アシスタントの岡安さんは「やめるやめる詐欺ですから」と返してましたが、ほんとうに今年が最後かもしれないので、ぜひおでかけください。




【おまけ】
もし、行きたいけど行けない、でも、これ欲しい…というかたは、私が替わりに染めてきてもいいっすよ。
色だけ指定してくだされば。
私の気分次第で染まっちゃいますが…。
てか、も一回やりたいのだ。(笑)






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