木綿の海で泳ぐ



い、いきなりこれかい、と思われましたよね、ごめんなさい。
実は最後に撮ったものですが、最初っからずっとこのテンションで、伊勢木綿の臼井織布さんを見学してきました。
15日の夜の用件ははずせないものの、その前後が空いていて、ぜひとも会いたかった着物妹(仲間というにはあまりにも若くあまりにもかわゆい)の愛ちゃんと会えることになり、愛ちゃんのアテンドで臼井さんを訪問できることになったのです。
臼井さん土日休みやのに。ありがとう!

あっ、趣のある表玄関の写真がない!
ということで、これでいいや。



この織機群は、いずれも機械年齢100歳くらいだそうですが、全部現役で働いています。

今では、伊勢木綿の製造元は臼井さんだけになってしまいましたが、かつて伊勢湾岸の三重県は織物の一大産地だったそうです。
元は絹に始まり、三河から木綿栽培が入ってきて、一気に木綿にシフトし、それこそガチャマンの時代を経て、一社また一社と業種転換…。
社長さん曰く、うちは次の一手を見つけられなくて、織ってきてしまった、とのことですが、いやいや、違うでしょ、大好きで大好きで廃業なんて考えられなくて、機械もご自分でメンテして、常に新しいデザインも追い求めて←イマココ

話し始めるととどまることを知らない社長さんの弁舌に、さらに拍車をかけたのが、三河からいらした帯芯屋のご主人と小物屋の若社長さん。
業界話も含めてまあ、止まらん止まらん。
なんて素敵なタイミングでやってきたんた、あたしたち!ラッキーすぎる。


ごらんになったことがあるかたはよくご存知だと思いますが、臼井さんの反物の色、柄は、とてもカラフルで斬新です。



(↑これ、今回私がどうしても手から離せなくて、うちの子にしちゃったやつ。)

それを産み出してる工場(こうば、と読んでいただけるとうれしい。)を見せていただき、布が好きな以上にメカ好きな私は、もはやテンションMAX状態でした。

糸繰り場。綛からいったんチーズに戻すのだそうです。



チーズというのは、下にある巻物のこと。ほんとにチーズっていうんだよ。



整経はこの機械で。



糸がかかっていませんでしたが、帯芯屋のご主人が、動かして!とご所望で、手前のドラムがゆっくりと回るところを見せていただくことができました。
綿糸は縒りをかけないとすぐに切れてしまいます。反物によって風合いを変えるため、縒り具合はさまざまだそうですが、基本的にゆっくり回すとおっしゃってました。

しばらく写真をお楽しみください。











着物は高いとか、汚してもすぐに洗えないとか、思ってるかた多いと思うのだけど、生活の着物(ケの着物)と冠婚葬祭の着物(ハレの着物)とは違うもので、ケの着物として木綿着物がもっともっと身近になったらいいなぁ、と思うのです。
木綿なら値ごろ感もあるし、なによりじゃぶじゃぶおうちで洗えます。

臼井さんの綺麗な木綿は、雑誌でも人気が出てきました。
お伊勢さんの参道おはらい町には、木綿着物のレンタル屋さんがあって、若い女性に好評だそうです。

臼井さんまで行けないよぅ、というかたは、かわりに私が語りますので、いつでも呼びつけてください。
止まらなくても私の責任じゃありません、木綿がそれだけ魅力的なんざます。


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