『標的の村』をみてきました。

友人が主催した自主上映会。
当日スタッフとして、参加しました。

舞台は、沖縄本島北部の東村、高江地区。
ぐるりと周囲を米軍の演習場に囲まれています。
ここに今、新たなヘリパッドが複数建設を強行されようとしています。いや、一ヶ所はすでに完成しました。ここは最も民家に近く、わずか400メートルしか離れていません。そして、すべてが完成すると、先行完成したヘリパッドには年間1,200機もの離着陸が実行されようというのです。
人として、これ、我慢できるものだと思われますか?
あたしは無理です。


ゴールデンウィークに沖縄を訪ねたとき、友人宅には高江地区の人々のつくったパンフレットがありました。
高江までは、那覇から約3時間かかります。人目に触れない、だから、標的にされたのだ。と、そのときは映画のタイトルの意味をそのように解釈していました。

違う。
ここはアメリカ占領時に、『ベトナム村』として扱われました。
生きた人間の住むベトナムの村、という想定で、まるごと訓練の標的とされたのです。
ええ、そうです。住民まるごと。
実弾を打ち込まなかっただけです。

なんということ。
沖縄はずうっと戦争のまんまだった。
今でも。
国は高江の住民を守るどころか、SLAPP 裁判を起こして、住民を訴えています。わずか7歳の少女まで。

県内では、県民同士が対立するように仕向けられています。



国を守るために沖縄に基地が必要?
では、一度でいい、基地のフェンスの長さを見てみるといい。
沖縄自動車道を走って、道のこっちと向こうがどんなに違うか見てみるといい。
朝、弾着の音で目覚めてみるといい。

嫌なものはいや、と言っていいはずだ。

今の日本では、反対するなら対案を出せ、とすぐ言われるけど、対案や理由がなかったらいやだと言ってはいけないの?

嫌いな食べ物を食べないのに、代わりにこれ食べるから許してって言わなきゃだめ?
つきあうのがいやになった彼氏と別れるのに、いやなもんはいやなのよ、生理的にもう無理なのよじゃだめ?明確な理由は必要?(まあだいたい理由はあるけどね、マザコンがいやとか、箸が下手とか、服の好みが合わないとか、etc etc)

そこで暮らせなくなるから、って理由にならないの?

人としての穏やかな暮らしを望むことが、なぜ国から訴えられるのだろう。

理不尽と不条理からこの映画はできています。

安保賛成でも反対でも、まずそれはいったん脇にのけて、見てください。
その上で、沖縄の現実を。
報道されることのない現実を見てください。

この映画と、続編の『戦場ぬ止み』は、すべての日本国民が見るべきものだと思います。

私は明日、『戦場ぬ止み』をみてきます。


写真は、昨日の上映会でみなさんからいただいたメッセージです。





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