ミュージックウィーク中日

先週の土曜日10/4から、音楽漬けでございます。

10/4 シミズリエ@アイム立川
10/5 アコースティックギタートリオ@Cafe Beulmans
10/8 ピエール・ロラン=エマール@紀尾井ホール
10/11 深沢安斎DUO @cafe studio Sprout

ここまで詰め込んでるとは、始まるまで気づかなかったアホです。
しかも、ジャンルばらばらやん。

まあ、音楽に関しては悪食というか、雑食というか、好き嫌いがほとんどありませんので。
たぶん何を持ってきていただいても、美味しく食べちゃうと思います。

昨晩は、最もチケット代が高価だったもの。
現代音楽から古典まで、なんでも弾いちゃうひと、という印象でした。
今回はバッハの平均律第1集全曲という、とてつもないプログラム。
先月までひいひい言ってたバッハ平均律ですよ、ええ。
一流の音を聴いて、心新たに取り組もうと…嘘です。もう4月からチケット買って楽しみにしてたのでした。

初っぱなのハ長調プレリュードからどかーんと来ました。
バッハはかっちりしてるって、皆さん思ってませんか。私もそういう思い込みありました。
でも最初の2小節でその思い込み木っ端微塵!
わずかなゆらぎが平均律をきらきらのつやつやの、ロマンあふれるものに変えました。
(あまりに気持ちよくて、一瞬落ちること数度…)
エマールさんが楽譜をめくって次の曲にすすむと、千代紙のように違う文様の世界に連れていかれるのです。
落ちることあっても、爆睡なんてしてる暇はなかった!

途中休憩をはさんでの後半。
気づいたら途中から涙が流れていました。
語り継がれる物語のように、弾き継がれる音楽に包まれるあたたかさ。
もちろんバッハは宗教曲もたくさん書いていますが、平均律はそういうものではない。でも、すべての鍵盤から始まる調性の曲をシリーズ化するのは、やはり後世に伝えるためのものでもあり、自分の足跡を残すものでもあります。
それをエマールさんが弾き継いで、私たちに届ける。
それは、祈り以外のなにものでもないなぁ、と昨晩は思いました。

弾き終えて、出し尽くした感いっぱいのエマールさんに、手が痛くなるほどの拍手を。

皆既月食の終わった夜空は、雲が厚く、包まれた空気が逃げていかないマントのように感じられました。



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