八王子で観月会(かんげつえ)

13日土曜日。

一日、札所を歩いてきたあと、締めとも言うべきイベントです。

福伝寺は、真言宗智山派。
京都の智積院さんの流れです。
智積院さん、等伯さんの屏風絵があるとこです。大好きなところです。

秩父のお寺さんと違って、うわーきれーい!
きらきら、なんだけど、派手とは感じないのはなぜだろ?



副住職の原祥壽さん、法螺貝を吹いて登場。
いいお話といい声です。
すううっとしみとおります。



月輪観。がちりんかん、と読みます。
自身の胸中に月輪あり。
満月を心の中に思い浮かべ、そしてそれを大きく広げて行きます。



始めは、自分を包み込み、このお堂を→八王子のまちを→東京→関東→日本→地球→宇宙…

宇宙規模まで持っていくときに、かなーり苦労しましたが、そこまではとてもスムーズでした。
祥壽さんの声が気持ちよかったせいかもしれない。(私は声フェチです。)
小さいなぁ、じぶん。
なに惑ってんのかなぁ、と思ったら、すっと高いところに離脱していました。
瞑想ってこんなに気持ちのいいものだったのね。

休憩時間のお団子もぐもぐをはさみ、後半は能楽のワークショップ。
先月お世話になった観世流の武田祥照さんが井筒を舞ってくださいます。
その前に。

今回はスーパースペシャル企画で、装束を身に着けていくところを見せていただけました。
非公開なものとおっしゃっていたので、写真OKでしたが、ここには載せません。
見たいかたはご連絡くださいねー。

これが着装前。



朱色の小袖を着てから、蔓を着けて結い、紫の長絹(ちょうけん)を羽織り、最後に面。
完成形です。



こちらは、井筒に使う作り物です。
能楽では、大がかりな大道具や舞台装置はありません。
このような簡素でシンボリックなものが置かれます。
井戸に見立てた枠と、長い歳月を示すすすきの組み合わせ。




井筒のお話は、昔から好きです。
原作は伊勢物語の「筒井筒」です。
幼馴染みが長じて結ばれるお話ですね。
ですが、能には後段があり、夫の形見の衣裳を着た妻が、在りし日の夫を思い出しながら舞うのですね。

今回の面は、「小面」でした。




ちょうど会が終わる頃、遠くから雷鳴。
昼間のお天気が嘘のような、豪雨になってしまいました。

同席だった方々と、雨宿りがてらのオキナワ酒場でかるーく飲み食いしたりして、お寺三昧の一日は更けていくのでした。

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