新人が来る日

今日は、職場に今年入社の新人が来ます。
こちらにお世話になってから、自分の課には来なくても、部内には毎年配属がありました。

やってみないとわからないんだろうけれど、適性とか指向性ってほんとにあるよなぁ、と思います。

たとえば、うちの子どもたちもそうで、上の娘がシステムエンジニアで、下の息子が保育士。お他所のかたからは、性別が逆なんじゃない?と言われますが、どちらも適職だと親は思っています。
二人とも学生のときは飲食系でアルバイトをしていて、本人たち曰く、食と不特定多数接客は就業先として除外って。
(それにしてはよく続いたな…。)

さて、うちの職場は、物も生み出さないし、対外的な対応もないし、数字は細かいし、覚えることはたくさんあるし、新人にとっては過酷な環境かもしれません。
ここ数年の人を見ていても、適職じゃないよなぁと思う人は何人もいます。
それでも、続けているうちに自分なりの合わせ方を会得して成長していくのですね。
自分の会社じゃないから、教育とか育成とか考えないでいいから、ぬるーく見守ってます。無駄足踏んでるなぁと思うことも多々ありますが。



まあね、上長がゆるいから、ってか社風がゆるゆるだから、壊れるわけないんだけどね。
ここでつとまらんかったら、どこ行ってもあかんで。


さあ、どんな人が来るのかな。
2年連続で男性です。
その前は3年連続で女性でした。
バランス悪っ!(笑)




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夜の海へいく新月の瞑想会

新月になる直前の時間帯を、いつもの瞑想会で過ごしました。



白いガーベラとカラー。
これから満ちていく=彩られていくニュートラルの白。

瞑想に入る前に、熱が出たり咳が出るのは浄化の作用と言われました。
ここまでのひとつきの浄化は、かなりハードだったそうです。
わたしのように体調を崩したり、ものごとが停滞したり、出方はいろいろでしょうが。

さて、本番。
てぃあらさんの誘導は夜の海でした。
ここ数回よくあることですが、誘導される前に既にそこに行ってます。
今回も、新月なのに大きい真ん丸の形が見えるお月さまを暗い海の上に眺めながら、みんなが来るのを待っていました。

夜の海。
月の海。
そういえば週末は海月に心奪われたっけ。
キーワードというほどのものではないけれど、どこか細ーくつながっている言葉。

よくよく回想してみたら、夜の海ってあんまり見たことなくて、それはいつもあるものを象徴するわたしの心象風景です。
けれど、海そのものは、見たことのある景色。
たぶん、その思い出を共有した、あるいは共有したいと願う人につながっているのだろうと思います。

丸いけど輝いていないお月さまの中で、くるんとまあるくなって眠っている自分を置いて、こっちに帰ってきました。

恒例のカードひき。




読み解き本には、共にあるものが更新されたり見直したり新たなステップに進む、とかかれていました。

いろんな意味を含みすぎだよ…。今抱えていることへの回答にしちゃ曖昧すぎるし。

それでも、時間は流れていく。
ゆうるりと。




風が吹く夜

昨晩は風が強くて
丘の上を渡っていく

時おり聞こえるのは
地面から何かを巻き上げていく音

何を嘆き
何を憂い
そしてどこへ行くのか

龍の姿をした風

目覚めれば
からだにまとわりつく感触



帰ってこなくていいのに
そっちに居場所がないのか
それともお迎えか



ここでおやすみ
追い出したりしないから



花の季節

少し遅めだった桜もすっかり終わり、惜しむまもなく次々と花が咲く季節の東京。

ハナミズキ
この木たちはまだまだこれから



サツキかツツジか



花壇にはチューリップ



人の手がはいらない草花もわしわし咲いてます。







あ。
好きなので始めて、大好きなので終わってる。
(好きなおかずは先に食べる派ですが。)

不思議だね。
人が品種改良したりお手入れしたりする花は赤みが強くて、そうでないのは黄色や紫など、別の色合いだったりする。
もちろんそうでないのもあるけど、青い薔薇のように、品種改良で出にくい色、青が、自然界にはそのまんま存在していたりするのが面白い。

そろそろ藤が盛り。

準地元の調布市には、千年乃藤と呼ばれる立派な藤があります。

国領神社

連休のお出かけ先に是非どうぞ。


バレエを見に。

子どもの頃から、いつもそばにはムーミンがいました。
テレビアニメのムーミン、山室静さん訳の児童書。
そして、大人になってもムーミンが好きで、子育て中もやっぱりムーミンを見せたり読んで聞かせたりしたら、子どもたちもムーミンが好き。
わたしにムーミンの本を買ってくれたくらいだから、母もムーミンが好き。
それぞれ、好きなキャラクターが違ってたりします。

てなわけで。
娘がフィンランド国立バレエ団のムーミンバレエに誘ってくれました。



もちろんムーミンだけじゃなくて、前半は豪華なガラ。
さすがフィンランドのバレエ団、トゥオネラの白鳥を演じてくれました。
好きな演目なのですが、あまり上演されないです。

後半がおまちかねのムーミンもの。
楽しいムーミン一家、という本がありまして、それの抜粋版でした。
わたしたち親子はお話をよく知っていますので、より楽しめたと思います。



こんな感じの着ぐるみバレエなのですが、想像以上にバレエで、そして動きがかわいらしくて感動でした。
そりゃそうだよね、国立バレエ団ですもの、高水準のものを出してくるに決まってる。ましてや国の財産でもあるムーミンだし。

最初はどんなだろうとすこーし不安でしたが、見に行けてよかったです。

Bunkamuraオーチャードホールも初めてで、とても素敵なホールでした。
(行ったことある気がしてましたが、それはシアターコクーンだった。ああ、かんちがい。)


で、わたしの好きなキャラクターは、今回は登場しませんでした。
まあ、あれが出てくることはないなぁきっと。





ピロリーヌ・ド・オニオン

先月の定期健康診断の際に採取したピロリ菌培養検査の結果を聞きに行きました。

予想通り、陽性でございました。
ので、除去することに。
何をするのかと思ったら、やたらに抗生剤を飲むんですね。
虫下しみたいに特殊なものがあるのかと思ってました(笑)。

ただし、先週拾ってきた風邪の処方薬が今晩まであるので、飲み切って1週間くらいたってからがいいと言われました。
そらそうだよなー。
やっぱりお薬手帳を持っていってよかった。
(先日は頭がそこまでまわらんかった。)

29日30日と少しアルコール摂りそうなので、5月1日開始と決めました。
つーまーりー。
ゴールデンウイークは脱ピロリウイークです。
一度だけ宴が予定されてますが、そこはまあノンアルコールでも楽しく。
(基本、水でも酔える心根だもんで。)

その後、定期の整体に。
もっとがんがん叱られるかと思ったら、風邪の後にしてはバイタル悪くないから回復順調、とほめらりちった。
ピロリーヌのお話もしました。
成長期くらいまでは、ピロリ菌がアレルギーを抑えてる可能性があるという説があるそうで、論文あるなら探してみたいと思います。
しかし、大人になってからは百害あって一利なしらしく、飼っててもなんにもいいことはないそうですから、やっぱりここでお別れしようと思います。


それにしても、医療機関って、水槽置いてる率高くないですか?
今日初めて行った薬局にもありました。



ふわふわしてる海月に一目惚れ。
夢中になってたら、初めてさんの問診票を書いてくださいって言われてるのに気づかず、ハズカシイ…。



ふるさと納税その後

昨日帰宅したら、馴染みのある税務署ぺらりんはがきが来ていました。
(半分だけ剥がすあれです。)後から書類を出した配偶者のほうが先に処理が終わっていて、今月末に来なかったら問い合わせようかと思っていたのでした。

10%の戻りで▲千円。
ふるさと納税の枠は同額くらい残っていたけれど、全額は使いませんでした。
なぜなら、住んでる自治体にも納税はしたいから。
ここで生きていくために必要なこと、市はたくさん負担しています。
たとえば、毎日出るゴミの収集。
市有地の草木管理。
街灯や公報看板の保守。
うちの団地で言えば、敷地内を一部通り抜け可能道路とみなしての固定資産減税。

安心して暮らしていけることの基盤でもあるのだから。

なので、無駄遣いやめてよね。
ハコモノにお金かけるのは順序を考えてよね。
あほみたいに贅沢でなければ、とにかく市庁舎の建て替えがいちばん先にやるべきことだと思うよ。


おまけ
SANRIOフリークのみなさん
うちの市にふるさと納税してね!

多摩市ふるさと納税の返礼品

友人のバースデイ

昨日は一日、じゃなかった、半日、気のおけない友人たちと過ごしておりました。

ずっと通しでいたのは一人で、途中ちょりっと一人入って出て、晩ごはんはまた別の人が参入して、という変則ですが。

主たる目的は以前も行ったことのあるしらべの蔵をお借りして、ゆるっと合わせの稽古をすることと、すでに公の場で演奏することのある友人のプロフィール写真を撮ってもらうことでした。

しらべの蔵




撮ってるところを撮るの、面白いです。
撮る人と撮られる人の間に、心地よい緊張と委ねる信頼感みたいなのが、スッと糸のように張られていく。

カメラマンの伊藤竜太さん。
もともとは、着物を着る人縫う人としてお友だちになり、お仕立てもお願いしたことがあるので、長いおつきあいになりました。

竜太さん。

多芸多才で、音楽関係のお写真には定評があります。

ハーモニカの友人単体とか、たまねぎ単体とか、デュオで、とかいろいろ撮ってもらいました。
仕上がりが(というより、竜太さんの選定が)楽しみです。

その後は終了時間まで、目下のレパートリー曲を合わせる合わせる。
(まだ4曲しかない。)
それではお声がかかっても間が持たないので断るしかない(笑)レベルです。
まあ、即興でもいいんですけどね。

前にも書きましたが、この蔵は木と土だけでできているせいか、音がとても柔らかく響きます。
そんなに上手でなくてもヒーリング効果で自分が癒されちゃう。
不思議な空間です。

前回気づかなかった、蔵の天井の柱。
大正15年の11月8日と書かれています。




ベヒシュタインのピアノも同じ製造年度。ここに置かれるまでの経緯にもちょっと心惹かれます。

友人と最初から音楽でつながったわけではなく、もとは秘密結社(笑)みたいなところのオフ会で知り合いました。
その後、彼女が紹介してくれたコンサートに行ったりするうちに、一緒にやろうかってどっちが言い出したんだっけ?

練習のあとは、それほど遠くないところで晩ごはんタイム!



ちょこっとつついてる間に別の友人も合流して、まるで女子会。
共通の友人ではなかったのですが、お互い知ってるどうしみたいに話し込んでくれて、つなぎ役としてはほっと安心。

音楽と食べ物と人に恵まれるのが、あたしたちにはいちばんの幸せなのですな。

マッキー、お誕生日おめでとう。






住んでるところ

具体的な住所、という意味ではありません。
言語、文化、経済、嗜好、趣味、時間の軸、その他いろいろ。
その人を形づくる要素が絡み合って個性となるのだと思います。
それが極めて似通っていたり、同じ要素を多く持っていると、同じ棚に住んでいる、と感じます。

人生50年以上もやってて、違う棚の人とつきあう方法もなんとなくまなんだつもりでいても、まだまだ世の中にはお初にお目にかかるようなタイプのかたもいます。

今朝電車の中で私の真後ろにいた人なんかそうだなぁ。

人の頭の上を通り越して、網棚に重そうなビジネスバッグを載せた、あなたですよあなた。

それ、あたしの頭の上に落ちたらどうするんだよ!


朝の通勤電車が、いちばんいろんな人をみかけるかもしれません。
女性専用車両もいろいろありますが、普通車両もどっこい負けてないね。



病み上がりの朝

体が社畜になっちゃったんですかね。

金曜の午後から体調があやしくなり、真夜中にのどの痛みで目が覚めて眠れず、羊を数えてやっと寝て起きたら、まずい、これは熱が出るに違いない、という予感の悪寒。
いま、内科の診察券を持ってるところは1ヶ所しかありません。予約優先の診察なので、フライングだけど早めに予約しようと思い受話器を持つ、んで、もしもしのシミュレーションをしようとしたら、あれ?声が出ませんでした!
ネット予約はないので、しかたない、直接行くか、今ならまだお元気。
ということで徒歩10分ほどの病院へ。



どうよ、かっこいいでしょ(違

開院して26年たちますが、建物は全く傷んでませんし、中の調度品も経た年月にふさわしい貫禄があります。
ここの病院、調度品という言葉がぴったりなくらい、机椅子や病室の内装にこだわってます。

そのゴージャスな病院にホウホウノテイで駆け込んで、「声が出なくて予約電話がかけられませんでした」という紙を受付に出したところ、気の毒そうに、午前中はいっぱいなので、15時過ぎに出直してほしい、と。
がーん。
でも、それはもういたしかたないことなので、受付だけ済ませていったん帰宅しました。

帰って布団に入って、しばらくすると、これはヤバイこれはヤバイという体感しか来ない。
インフルだったらどうしよう。
さっき帰りにバナナとヨーグルト買ってきたけど、倍量買うべきだったんじゃないのか、とか、食べ物がない恐怖にも怯え…。
(あ、配偶者同居してますが、週末はたいてい、いません。)
そのうち、食べ物のことも考えられないほど全身がだるく、熱が出たのがわかりました。
気づくと14時。
今行くとまたもフライングだけど、でも、今動かないと行けなくなる!

で。
徒歩10分ではたどり着けず、倍くらいかけて。
受付に、フライングごめんなさい、と伝えて、発熱者隔離場所へ。
座ってるのも辛くてソファに横になってたら、どうやら順番を繰り上げてくれたようで、思ったより早く診てもらえました。

いつもの先生に診てもらうだけで、こんなに安心するんだなー。
それなのに、先生、非常勤になってらして、土曜日しか診察がない。
そこに合わせて熱が出たのか、あたし?
念のためインフルの検査もして、陰性とわかりました。

帰りはもう無理!
路線バスたったの3区ですが乗りました…。
自宅への階段が地獄でした…。
ようやく帰り着いて熱はかったら、最大瞬間風速38.7度出ました。
よくがんばってたどり着いた!ほめてつかわす!
(このあとしばらく意識がない。)

抗生剤を飲み始めたので、これは最後まできちんと飲み切らんと。

日曜の昼前になってようやくお腹が空いて、快方に向かってることが実感できました。でも、地獄の階段があるから、家からは出ません。
ベランダ菜園の世話が関の山。



芽吹くときのシソ科植物は、ほんとに可愛い双葉です。
早く食べたい。(←そこかい。)

てなわけで、今朝はなんだかふらふらしてますが、月間で最も忙しい日(あたし限定)なので、社畜として職場に向かってます。


どなどなどーなーどなー。

一夜の夢

少し前から知ってはいたのですが、行けずにいた桜イベント。

野川ライトアップ

何年越しだろう、やっと実踏できました。
リンク先にもあるとおり、ライトアップ当日の2日前に発表されるので、からだが空いていないと来られない。
事実、私も、前後の日程だったらアウトだったので、これはもう行くしかないね!

京王線の各駅停車しか止まらない駅が最寄りで、しかも徒歩15分くらいは離れてることもあり、お誘いのしにくいシチュエーションなので、一人で突撃してみました。

最寄り駅は布田か国領なのですが、若干駅からの距離が短いので、国領で下車。
するといきなりこれです。



国領側のスタート地点の橋上からのようすです。
度肝を抜かれました。

橋の名前がわからないのですが、佐須アパートそばのところから三鷹通りまでの800メートルくらいの両側遊歩道、各々上り下りの一方通行にして、通り抜けの桜散歩道になっています。

ゆっくりと、人の波に乗って。
ところどころで写真を撮りながら。



到着したのが18時20分頃で、まだ空はかすかに昼の名残の藍色。
そこに桜色。
日本に生まれてよかったよーと思う組み合わせ。



くすだまのように立派な花。



橋の向こうまでまだまだ。



時おり柔らかい風が吹いて、小さい花吹雪。

警察、民間警備会社、そして、主催の会社、お住まいのみなさん。
多くの方のご協力なくして成り立ちません。

おまわりさんに敬意を表して1枚。




30分くらいかけて布田側に到着。
対岸を折り返してもよかったのですが、歩き始めとは比べ物にならないくらい人が多くなっていて、渋滞が始まっていたので、満足して離脱しました。

深大寺に行くときに渡る、高速道路下の野川とはまったく違う景色でした。
もう少し府中よりの大沢あたりの、のんびりした土手風景とも異なります。

夜の桜という特異な場面だからこその、凄みのある風景でした。
一晩限りでないと、気が狂いそうです。

そして、これで今年の花見はおしまい、と思いました。
これ以上の桜にはもう出会わないだろうと。

また来年。

満月の瞑想会




お月さまに見立てた黄色の糸掛け曼荼羅。


雨で月が見えない中、職場を出たのが遅かったので、ジャスミンハウスへ急ぎます。
駅からの道は桜並木で、歩道には舞った花弁を集めたビニール袋が山積み。
おかげさまで滑らずに歩くことができます。

月のリズムに合わせての瞑想会になって、二つ目の季節になりました。

今月のお月さまは、もちろん満ちてるんだけど、豪快ではなくて、穏やかで波のない夜の海のようです。
どんな小舟で漕ぎ出しても、迷わず無事にむこうにたどり着けそうな。

いつも同じエネルギーではないということ、この瞑想会に参加するようになって初めて知りました。

てぃあらさんが伝えてくれる今月のメッセージは、笑顔でいること。
月鏡に自分の笑顔を映して、という誘導に従うと、あれれ?右頬に見たこともないでっかいえくぼがあるよ?
思わず現実界の自分の頬を触って確かめてしまいました。
穴でも空いてるかと思いましたが、そんなことはなく。

いつもはいろんな段階で色を感じることが多いのですが、昨晩は漆黒の闇の中、光も風も、熱とか温度として体感しました。これは、月例の瞑想会では初めての経験です。

そう、土曜の天狗のお寺で特別祈祷に参殿したときが同じようなかんじでした。
しばらくこうなるのかな?


終わってからのスイーツ&カードタイム。
OSHOなのにわかりやすいカードが次々と出てくる不思議。

わたしのは、completion。完成。
なにかが終わって形になったらしい。
ここから新生。
というメッセージが来たらしいです。


なにが終わって、なにが始まるのか、本人にはわかってないけれど、怖がることでもないし、出直してこいでもないので、ありがたく頂戴します。


ジャスミンハウスを出ると、雨も上がり、
月が虹色の輪をともなって輝いていました。



きれいだね。
ありがとう。


ぺるそな

さらに厚く粘土を塗りつける。

塗りすぎると重くなって落ちて割れるけど。


自覚している間は大丈夫。なはず。




桜舞う宵の観能

前日に引き続きのお寺ウィークエンド。

八王子にある福傳寺にお伺いしました。
こちらを訪ねるのは3回目です。
いずれも、福傳寺さんの副住職原祥壽さんと、観世流の能楽師武田祥照さんの共催する、法要とお能からなる会。

第一部は「法華経壽量品会」
法華経の第16巻を詠む法要です。
祥壽さんを中心にお坊様たちが声をそろえての読経。

声明をきける機会は、仏教徒でないわたしにとっては、ここでしかありません。
流れるようなリズムと弾む抑揚で、最乗寺さんでのときと同様、すぽんと瞑想に。
途中から、経文のかかれたしおりを目で追いながら、それでも意識は文字とお経と自分の呼吸だけ。


脳の裏側を、いろんな顔が通りすぎていきます。
なるほど、本人は意図していなくても、想念はあちらにつながるのか。
忘れないで。
忘れないよ。
生きてる限り。



第二部は能。
演目は「鵜飼」。
山梨県石和川を舞台とするお話です。

殺生とか生業とか供養とか赦しとか、どうにもならない生きていく上での業を思い、此岸と彼岸を行ったり来たりしながら、筋を追います。
様式美、というのでしょうか。
正式な能舞台と広さも違いますし、楽人や謡のみなさんの座る場所も常とは少し異なると思いますが、整えられた美しさが素晴らしく、それだけにお話の深さがより沁みてくるのです。


法要、能とも、約1時間。けっして短い時間ではありませんが、あっという間に流れていきました。

美味しいお弁当と桜餅をいただき、外に出れば、美しい枝下桜。



お隣の子安神社も、特別夜間参拝をしており、20時からの神楽奉納をみることができました。




桜は人の心を惑わす。

日常では隠してある感情を、炙り出す。





甘露雨に参拝を~その3

ご真殿から出てくると、奉納下駄がたーくさん。



最初に私がもぐりこんで撮影したものが、世界一の大下駄だそうです。
ここを通りすぎて、ようやく奥の院の真下にやって来ました。



(この写真を見せたお友だちが、地獄への階段に見えると
(笑))

登りきったところに小さいお堂があります。
慈雲閣という名がついています。
脇の売店に階段の段数がまとめてありました。



ほほう。そうか、あの長いところは216段だったのですね。
これでへこたれていたら、秋に行くつもりの神倉神社上がれない…。

下りていく途中で、たくさんある建物に寄ったり、洗心の滝に寄ったり、ほんとうにみどころ満載です。
中でも気になったのが、鐘楼でした。





象と獅子と龍!
最強じゃないですか!
特に象が…。
(なにしろ象、大好きですから。
 ↓おまけですが最近手に入れた半巾帯です。(笑))




最後は、予約した精進料理。
シンプルですが、とても丁寧に作られていました。
美味しく完食です。



お食事のあとはゆっくりおしゃべりしたりカードリーディングしたり。
あ、ご朱印もいただきました。とても立派です。





下山して小田原、城内のカフェで今回同行できなかったメンバーとも合流し、さらに話に花が咲きました。


うーん、一日なのになんて濃いんだろう。

行く前の日に「取り計らい」という言葉について記事を書きましたが、翌日まさにその言葉の恩恵を受けることになり、ちょっと心の、別のところが震えたりしたのでした。

甘露雨に参拝を~その2

実はこのお出かけ、当所をいちばんよく知っていてナビゲーターをかって出てくれた友人が、急用で来られなくなってしまい、あんまり下調べをしないで来てしまいました。

決まっているのは、お昼に精進料理をいただくということだけ(笑)。
それでも、お食事の前に奥の院までお参りに行こうね、とだけ決めて、集合は現地9時30分と決まりました。
小田原駅で2人プラス2人集合、最乗寺さんで車で来る1人と合流し、5人揃いました。(←精進料理を予約できる最少人数…。)

本堂の前は枝下桜がきれいです。



中から経文を唱える声が聞こえてきます。朝のお勤めでしょうか。
本堂に上がってお参りしてよいので中に入れていただきました。
すると、20人ほどの僧侶が読経しておられました。
初めのうちは立ったままで唱えてましたが、そのうち、僧正さまを先頭に全員が時計回りに歩き始めました。ああ~曼荼羅だ~と思いながら、聞いてるこちらはあっさりと瞑想状態に。
それでも、2周歩いておられたことはちゃんと記憶してます。
僧侶のみなさんが下がられたのち、なんとわたしたちもお釈迦様に甘茶を掛けさせていただくことができました。
おとなしく見学できたごほうびだと思います。

こちらは、後でお堂の外に置かれたお釈迦様。



お堂の中のお釈迦様は、もう少し目を開けておられたような…。外は眩しかったのかな?

その後、結界の中のご真殿に行くと、ちょうどここでも特別祈祷が始まったところで、ここにも同席させていただきました。
ここで!
転読という素晴らしいものを拝見することができたのです。

YouTubeから似たようなの探してきました。

興福寺さんの転読

いや、これはすごいです。
最後にほぼ半円に近い扇形に開いて静止!
特別祈祷というのは、お札を授けていただいたかたがあげていただくものなのですが、最乗寺さん太っ腹なので、なんでもなくてもぐりこんでも、決して追い出されたりしません。
おまけに最後にきちんと講話までいただけるのです。

このお経は「空」を表しています。
空とはなにか。
 こだわらない
 かたよらない
 とらわれない
この言葉を心に留めて生きていきましょう。

これを伺えただけでも、参拝した価値があったと思います。

勤行の時間もご祈祷の時間も知らずに来てのこの行幸です。
ほんにありがたいこと。

まだつづく。

甘露雨に参拝を~その1

昨日は4月8日。花祭り、または灌仏会といい、お釈迦様のご生誕の日です。
この佳き日、仲良しのお友だちと一緒に、神奈川県南足柄市の大雄山最乗寺にお参りに行ってきました。

大雄山最乗寺

天狗のお寺として知られているところ。
世界一大きい下駄が奉納されています。



このメンバーでお出かけするときに雨が降ることはめったにないのに、朝からしとしとと降り続いています。
それもそのはず、お釈迦様の生まれたときには雨が降っていたそうな。
ということは、この雨は歓迎の雨なのですね。

小田原から伊豆箱根鉄道→バスで向かいます。
乗った列車が広告トレインで、沿線の小田原フラワーガーデンで今が見頃のヒスイカズラを推してました。



ワカメじゃないのよ、いくら旬だとはいえ。

電車の終点である大雄山駅まで、ほとんど平野部を走りますが、乗り換えたバスはいきなり登り坂の参道に入ります。細いくねくねした道を登りながら、ほんとは歩いて行くといいんだよなぁ、1時間くらいで上がれるかなぁ、などと思いつつ。

バスの終点から歩き始めるとすぐに杉を中心とする森になり、お山、という空気に満ちています。お寺さんのある山全体が特別な空間です。
徒歩参道の入り口。



木々の香りに包まれて、三門をくぐり、川に沿って山をのぼっていきます。

けっこう長くなりそうなので、その2につづく。

取り計らい あるいは 後ろ楯

どちらも好きな言葉です。

一言で言っちゃえば、人生成るように成る、ってことでしょうか。


たとえば。

明日行くところで予約した人数が突発事項で欠けてしまい、できればキャンセルしないですむよう手を尽くしたら、ちゃんと行けるかたがみつかる、とか。

昨日が初日の展示会。社長のお話を伺うのが楽しみのひとつなのです。昨日行けたのでお会いできましたが、今日だったらいらっしゃらなかった、とか。

昨日の記事に書いた会いたいひとは、どこかの桜の木の下で眠ってるのですが、わずかにつながりのあるかたから葉書が届く、など。

想い、願い、絵を描いたことは、時間のかかることもあるけれど、きっと形になるのだろうと思います。

生き方は、自分で創る。

なんかいいことないかなぁ、て待ってるだけじゃ始まらない。


花盛り物思い

花三題











桜だけじゃない、いろんな花が一気に咲いてる。
春が満ちている、道すがら。


そして、知ってる。
花に目がいくのは、花に呼ばれてるから。
どうしたの?寂しいの?って。

寂しいよ。
会いたい人に会えないから。
会えないのに会いたいから。


替わりって、あるのかな。


何考えてるのかな?

よその会社だからどうでもいいのですが。


ミスを生みかねない運用方法や設計書、確認書を是認しちゃう体質は、もう今さらなおらないんだろうなぁ…。


自分に責任が及ばないように動くのみ。
それがお外の人としてのお作法ですかね。(この言葉が合ってるのかどうか疑問ですが。)



とりあえず、やることやらなくていいことを仕分けて。
できることできないこと判断して。
できない理由は時間なのか分量なのか技量なのか。(技量で無理、というのは、遭遇したことないです、いまのところ。)

淡々と。
粛々と。
半眼で。


(ずるいおとな。)



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好きなものがたくさんあります。

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