11000分の1

えーと。

2日前になりますが、首相官邸前に行ってきました。
報道ほとんどされませんでしたが、15日の夜18時から20時まで、首相官邸前で
関西電力大飯原子力発電所の再稼働反対を訴えるデモです。
ほぼ毎週末金曜日に行われていて、じわじわと参加人数が増加していることは知っていました。

そして、この週末に再稼働決定へのプロセスが最終段階に進むと知り、
結果がどうであれ、今、自分の意思表明をしておかないとたぶん一生後悔するとわかっていたので、
勤務終了後に急いで向かいました。
(こんなとき、勤務地が都心ではないことが若干うらめしい)

到着したのは18時20分頃でした。すでに多くの人が来ていて、官邸前どころか、
列の最後尾についてみたら、道の向かい側は衆議院南門だったという事実(笑)。
少しずつ詰めあいながら前に進んで、最終的には地下鉄の3番出口くらいまで移動できました。

よく考えたら、公道デモに参加するのは初めてだった。
日比谷には昔動員で何度か行きました。なにしろ電機労連でしたからね。
でも、今回は、動員でもなんでもなく、わたし自身の意志で参加したのだから、
自分としてはずっとずっと意味のある行動です。

再稼働反対。こどもを守れ。今回の訴求事項はこれだけ。
それも自分の気持ちにぴったりフィットしたから参加を決断できた理由です。


動員系のに参加したことある人はわかると思うんだけど、
かならず団体ののぼりとか旗がありますよね。
今回は、それが一切なかった。いや、一部あったのかもしれないけれど、
少なくともわたしが移動した範囲ではまったく見ることはありませんでした。
そして、どの人もひとり参加、もしくはせいぜい2~3人参加。
仕事を終えて、ここへやってきた人ばかりです。
きっと今まで動員なんてかかったことのないだろう若い人もたくさん。
それから、ああ、どんなにか強い思いなのだろう、
赤ちゃんをつれたお母さん。
杖をついた老夫婦。
ほんとうに、そんな姿の多かったこと。
まわりのみんなと一緒に再稼働反対を口にしながら、何度涙をこらえたことか。

昨日ツイッターを見ていたら、その列をずうっと最後尾まで移動しながら動画をとっていた女性が
途中からわんわん泣いているのがアップされていました。
その気持ちがよくわかります。ひとりひとりが、自分の思いを伝えるためだけにここに来た。
歩いていてもたちどまっていても、周りからすごい波動で伝わってきたから。

警備のお巡りさんたちとトラブルを起こすこともなく、静かに抗議を伝える人々。
これが国民の声なのだ、と、どこまで伝わったかはわかりません。
事実、翌日の昨日、大飯再稼働はあっさり決定されました。
すでに既定路線であったこともわかります。

でも、それでも、反対を伝えたい気持ち、わかりますか。

それはね。
わたしは20年以上その思いから逃れられなくて、たぶん一生ひきずっていくのですが、
黙っていたら、都合よく解釈されてしまうからです。
20数年前、自分の仕事の意味がわからなくなり、どうしてもその仕事を続けることができなくなって、
見かけ上円満退社できる出産退職という方法で会社を辞めて、仕事から逃げました。
そして、そのときからなんにもしなかった。
原子力発電の危険性も知ったし、スリーマイルの事故のことも学んだし、
経済的優位というけれども、ぜんぜん別の計算をすればそうならないことも知っていたし、
現場で働く人々とわずかながら触れ合うことから感じたこともあったし、
だけど、わたしはなんにもしなかった。
それは、原子力発電を容認したのと同じなんです。
反対していないのと同じです。

そして、2011/3/12、ついにふくいちは爆発した。


もう二度と同じ思いをしない。
そして、同じような思いの人をつくりたくない。

そのために、できることをしなくては。

それがわたしのからだを首相官邸前に連れて行ったわたしの心です。


帰りのメトロでまた泣きました。
それは、改札脇の券売機にできていた長い列を見たからです。
IC乗車券を持っていない人がこんなにたくさん、来てくれていたのだと。
日常的に電車に乗ってお出かけしない人が、夕方の時間帯にわざわざ永田町まで来てくれたことに、
感謝とか尊敬とか、どう表現していいかわからないのだけど、そういう気持ちでいっぱいになりました。


再稼働は決まりました。
でも、まだほかの炉を動かさないために、ずっと声を上げ続けなくてはいけない。







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先週と今週の着物

毎週土曜日にはお稽古に行っていますが、先週はアップしそこねました。
どたばたしていたのもあるけど、まあいちばんは、パソコンの前に座るのが面倒だったからかな。
(スマホでたいがいのことがすんでしまうのでね・・・)

まずは先週分。

DSC_0039.jpg

あ~、回転させてなかった、ごめんなさい。許して。
着物は、東郷織物の綿薩摩です。これ、ほんとに大好きで、真冬以外しょっちゅう登場しています。
おうちで洗える気軽さにもかかわらず、細番手の糸なので繊細な着物なので、
お出かけにぴったりです。

帯は先週と同じ、組紐リバーシブルです。


そして、今週。
昨日のお稽古は、雨が降るとわかっていたのと、朝から別のもろもろで動きまわっていたので、
着用しないで行きました。
今日は、なんちゃって着付け教室の先生だったので、さすがに着ていくでござるよ。
(和関係での寄り道もしたし。そのせいで教室に遅刻しました。(笑))


DSC_0040.jpg

着物は、雨降ると確信していたので、ポリエステルの単衣です。
柄は、小茄子なんだか唐辛子なんだかよくわからんが、ヘタのついた野菜の柄です。
帯は、知る人ぞ知る、東京三橋工房の型染め半幅です。

三橋京子さんのご紹介

一枚一枚、手作業で染めていらっしゃるそうなので、生産量がとても少なく、
あるネットショップの予約販売会で好みの色柄が出てくるまで待っての購入でした。

ほかのところでも扱っていることを後で知りましたが、このときの柄と色がとても気に入ったので、
後悔はないです。
綿紬なのでとても締めやすく、ゆるみもありません。
初心者の方でも使いやすい帯だと思います。

今年の夏は、たぶん浴衣にこればっかり合わせそうなヨカ~ン。



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たまねぎです。
ゆる~く生きてます。
好きなものがたくさんあります。

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