黒の着物

昨日は、新月。つまり旧暦の元日にあたります。
そんなひっそりとめでたい日に、着物イベントに参加してきました。
題して『勝手に平和祈願 黒装で明治神宮参拝!』
主催は「天晴れ!キモノ」のみなさん。


黒い着物イベントと言えば『黒留NIGHT (TM付き)』が思い出されます。わたしも過去2回参加して、それはそれほ楽しかった夜でした。

今回のは主催も違いますし、黒装。つまり、黒地の着物ならなんでもいいよ、と。
なんとなく、ではありますが、黒留袖はやっぱり黒留NIGHT用にとっておきたい気持ちがあります。単なる個人的なこだわりです。


当日は、黒留袖、黒の訪問着、黒の小紋、黒地の絞り、さまざまな装いが大集合。



わたしは、黒紋付きを着てみました。
リサイクルで夏冬合わせて入手したので、いつか着て出かけていろいろ確認はしておきたかったのです。
ちょうどいい機会でした。

お友だちが教えてくれたこと。
紋付きは、弔事以外でおろすと、慶弔両用にしてよいのだそうな。
わたしの手元に来てからは初のお出かけですし、神社参詣ならばこれ以上の慶事は今のところ思いつきませんから、これからは帯を選んで、お祝い事にも着られます。

それでも、やはりどこかに遊び心欲しくて、こんな感じにしてみました。




あんまりあったかくて、着ていられなかった羽織は、ウールっぽく織り上げたポリ素材、とてもぬくぬくのルミロックの豹?柄です。
帯は、すこしキラキラしてる袋帯で普通のお太鼓に。
帯締めはなんだかよくわかんない皮素材の赤系紫系の色混ぜ混ぜ。
帯留めはなんの形かこれまたよくわかんない仮面みたいな模様。

お隣のひろみちゃんは、前結び学院のお仲間です。こちらは黒地のすてきな訪問着。あれ?付け下げかな?

いろんな黒で参拝してからみんなでご祈祷。
合間にはご朱印もいただきました。




よく考えたら、1月に明治神宮にお詣りするのは、高校生の頃以来かも。
いつも関係ないときに来て、あんまり人がいない印象が強く、初詣以外でこんなにたくさんのかたがお詣りに来てるとは予想外でした。

精進落としならぬ夕の宴は、渋谷で四川料理。辛かった!でも美味しかった!
幹事さん曰く、ほんとは激寒冷え冷えの体をトンガラシであっためる、という予定だったそうで(笑)。
想定外にお天気よくてあたたかい一日でしたからね~。

んなわけで、二度目の新年は、晴れ晴れと明けたのでした。



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スタイリングアート

お友だちのミシェル由衣ちゃんが、個展を開いています。

ミシェル由衣ちゃんとは

できあがったコーディネート作品の展示もありますが、絶対、その場でレンタル&スタイリングしてもらったほうが面白いに違いない、と、開催前から確信してました。

昨晩、蜜月の店主である竹姐が行くときき、どんな竹姐ができあがるのか、そんでついでにあたしもやってみよー的ノリで、押上の個展会場に行ってみました。




こ、これは…魔窟です!
和洋取り混ぜていろんな服がてろーんとぶら下がって新たなご縁を待っている、の図ですね。

そんな中から、竹姐とわたくし、由衣ちゃんのイマジネーションにお任せで着せてもらいました。



説明は、由衣ちゃんの言葉で読んだほうがいいよ。

由衣ちゃんのブログ

着ていた時間は2時間半くらいなのだけど、そのあいだ不思議なくらいこの着物がしっくりなじむし、色もぜんぜん派手に感じないし、楽しい気分で満たされてました。

ふだん着物を着るとき、そんなに形をアレンジすることはなくて、見た目的にはフツーに着てることが多いです。
でも、きっちきちに縛られてなくゆるっと着ています。(物理的に、ではなくて、心理的にね。あれ?紐も緩めか。)
なので、ここまでスタイリングしたことはなかったんだけど、いやぁ、これ、楽しいね!
手持ちもどう合わせるか、とか、今着てる服とどう形にするか、とか、世界が何倍にも広がる感じを体験できました。

着ていたのは、タートルネックの茶のセーターと、アジアンテイストのワイドパンツ(ネパリパンツってやつです。)でした。
その上から着物着せてもらったので、裾はこんなです。



これを生かすために、着物は裾すぼまりでなく、台形に少し開いて着せてくれました。
帯揚げがわりの水玉ストールも利いてるし。

自分の中に持ってるポップなもの好き、綺麗な色好き、アジアへの想い、とかの要素をみんな引き出してもらったと思います。なので、これは単なるコーディネートじゃなくて、アートなんだなぁ。
由衣ちゃんのブログには、着物への熱い想いも載ってるはずなので、ぜひ探してみてください。
礼装着付けのお仕事もしていたので着物の知識も豊富な師範だし。

ポイントレッスンを受けると、自分にいちばん合った着方を教えてもらえるんじゃないかなぁ。


帰り道ずっと考えてた。(なにしろ道中長いのでね。)
洋服も和服も所詮は服。着てなんぼ、着られてなんぼ。それなら、自分好みに楽しく、似合うようにアレンジして着倒すことで、自分も服もよろこぶはず。
もちろん、冠婚葬祭の礼装のルールははずさない。それは長いあいだ守られてきた、心を形に表すための知恵の結集だから。
でも、それ以外は、思うように着ていいんじゃないかなぁ。

そういう着物の世界への第一歩をもし迷ったりためらってるかたがいらしたら、わたしはそれを手助けできたらいいなぁ、と思っています。
楽しい着物。遠い世界ではないですよ。

眼福とはこのこと。

今日はお昼過ぎに浅草まで行ってきました。

目的は、竺仙の新作展示&受注会です。



新作だから写真撮影は禁止。

なんちゃって茶道部の先生であるあざみさんとご一緒に行きました。
危うくなったらお互い止め合う(笑)というかたい誓いのもと。

浴衣や夏着物の新作が中心ですが、あざみさんも私も実は江戸小紋がお目当てです。
色柄ともに豊富ですし、もう、それはそれは細かい型で染めたものもありますし、その染めの最高峰の職人さん(黄綬褒章のかたがた)もいらしてて直接お話を伺うこともできるし、江戸小紋LOVEな者にとっては、とんでもないパラダイスです。

呉服屋さんの展示会と違い、会場に入るのに絹泉花の泉さんにお立ち合いいただく以外には、ぐるぐる巻きの刑にも取り囲みの刑にも遭いません。
好きなだけ会場を徘徊して、好きなだけ眺めていることができます。

もう大興奮ですよ。
自分のものにできなくても、素晴らしい反物を見ているだけで幸せです。


そんなわたしが今日着ていた着物は、届きたてのほやほや。



総絞りのリサイクル品。
本匹田ではないかと思われる逸品です。

ああ、これ着てるから、見てるだけで
幸せになれたのかも。


じゅうぶん堪能したのち、あざみさんのもうひとつの目的地、南青山についていっちゃいました。

SOU・SOU 青山店

違うところにあって、ほとんど地下足袋しかなかった大昔の店舗を訪ねて以来、10年ぶりくらいでしょうか。

通販で購入したものを愛用してたりするので、実店舗わくわくです。 
案の定、ここも危険地帯(笑)。

スポンサー連れて来なくちゃ。(そんなのいるわけないけど。)

買い物せず、でも、店の一角にある喫茶コーナーでお抹茶とお菓子をいただきました。



お薄をいただいたあと、さらにお口直しまで。



お味も素敵なのですが、とにかく目に楽しいお菓子で、大満足のおやつタイムでした。

美しいもの可愛いものを目で楽しむ時間、やはりときどきは設けなくてはね。




珍事発生( ; ゜Д゜)

たいへんです!
今日でちょうど1ヶ月たってしまいました。

なにがって?

最後に着物を着てから。


自分で着られるようになって11年。
なるべく週末着物しようと決めてからでも6年くらい。
こんなに長く着なかったのは、最初の頃以来です。

寝間着はついこないだまで浴衣だったりしましたが…(それは着物とカウントしてはいけないだろう(笑))
寒くなってくるとついうっかりパジャマに変わったりして…

着物と関係ないお出かけだと、ついついゴムパンゴムスカになってしまうのがいけないんでしょうかね。
ゴムパンゴムスカ着てると、確実にオバサン化してるのは自分でもわかるのですが(笑)。

よほど歩いたり山でも登らない限り、残り半月で着物着用率をあげようと思います。
とはいえ、すでに次の土日が×。
着物着られる予定は25日までありません…。
うーん、歯医者とか整体とか着物で行っちゃうか。

手っ取り早いのは終業後着替えて帰ることですが、朝荷物が多くなること(痛勤電車)、職場の人目を気にすること(よその会社で働いてる)、を考えると現実的ではない。
やったことないわけではないのですが、エレベーターホールで奇異の目で見られて、ええ、こんなあたしでもちょっとは恥ずかしかったりするんですよ。
自社じゃないから、余計にそうなのかもしれませんね。

着物普及委員会の看板、下ろさないといけないかなぁ。


気楽に着ようぜって言ってるくせにね。


最後に来たコーデはこれ。



着物は結城紬。本場じゃなくて、高機ですが、着心地はかわりありません。
帯。実は、家を出たときには違うのを締めてました。が、出先の友人宅で、着物で出かけるという友人のコーディネートをしていて、どうにも合う帯が見つからず、私のしていた博多の袋帯を置いていき、かわりにこれを借りたのです。
輪奈織の袋帯、この結城にベストマッチかも。
しばらくの間、お互いにそれを使うことになりました。帯とりかえばや物語(笑)。

(永久交換でもいいと思ってる…)





結城タッチ&ゴー

片道2時間くらいまでの電車移動は、遠いうちにはいらない乗り鉄子。

とは言うものの、行った先での目的とお財布の事情もあり、昨日は直前まで迷っていました。
行くべきか行かざるべきか。
それでも、行くならやっぱり、着物の里帰りもさせたいよってんで、結城紬(本場じゃなくて『はたおり娘』)を装備して、午前中の用件先へ。

そこで、友人のコーディネートと着付けを手伝っていて、どうにも帯が決まらず。
ん?じゃあたしの博多変わり織締めてく?って話になり、変わりに彼女の手持ちの輪奈織を貸してもらいました。
そのコーディネートが素晴らしくどんぴしゃりで、これで里帰りならさぞや着物もうれしかろ、とばかり、湘南新宿ライン宇都宮行きに乗りました。
快速早いよ、小山まで70分です。

水戸線に乗り継ぎがなかったので、軽くお昼を食べてからの乗り換えになりました。
結城到着14時11分です。

ちょうどこの週末は紬ウィーク開催で、駅前の情報センターもイベントでにぎわってましたが、それは横目に通りすぎ、一目散に、じゃなかったその前に、健田須賀神社へ。
こちらには、日本で唯一の、結城紬でできたお守りがあります。
結城はうちからは鬼門にあたるので、ちょうどこちらのご利益である鬼門除けもばっちりです。

お参りをすませて、向かうは奥順壱の蔵。
こちらで、おっ!得市を開催していたのです。

おっ!得市

昨日は最終日で、もしかしたら品薄かもしれないなぁと思いつつの突撃。
行く前から、見たいのは縮よ縮、と言い聞かせて、紬は見ちゃダメ!と決心して、入り口をくぐりました。

えーといろいろありましたが、とても素敵なものを見つけていただき、専務さんの後押しもいただき、うちの子になる縮が決まりました。
(できあがったらガンガン自慢します。)

そして、いつも染めでお世話になってる売店の職員さんたちにご挨拶を。
染めのときは作業着で来てるし、浴衣姿しかお見せしたことなかったので、みなさんにまともなところを見ていただけてよかったです~。
稲葉師匠がお休みだったのは残念だけど。

また来ますのご挨拶して、駅にすたすた歩き、またもイベントはブッチして(ごめんね、まゆげったちゃん)、到着したのが15時55分。
小山行きの水戸線に乗ったのが16時12分よりちょいあと。(遅れてました。)

結城滞在ちょっきり2時間でしたが、充実の時間でした。

写真もたった一枚、遅れてる列車を待ちながらの夕日です。




出陣前に借りた帯で撮ったのもついでに。




帰りは快速じゃなかったので、もう少し時間かかりましたが、結城は思ったより近いです。
いつでもご案内しますよ。


ところで。
奥順さんでは幹部候補生募集中らしい。

お仕事探せ

インタビュー記事、とても良かったです。
あと20年若かったら応募してみたかった!(その頃着物着てない(笑))


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ゆる~く生きてます。
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