坂東二十一番、二十二番

約2ヶ月空きましたが、またまた札所です。
前回の中禅寺で一緒に行ったまよ姐が『あたしもやる!』と当日ご朱印帳購入したりして、では一緒にやっつけようよ遠いところ、と相談して決めたのが、二十一番札所。
なにしろ、八溝山という茨城栃木福島の県境の山の上で、もし公共の交通機関で行くと、最寄りのバス停下りてから2時間歩く、まあ秘境ですね。
自分で行くなら車をあらかじめ予約しないと行けないなーと思ってましたが、まよ姐が行くなら自分の車持ってる人だから予定さえ合えば行けるのです。


てなわけで、朝我が家のそばの24時間スーパーで食べ物飲み物おやつを買い込み、出発!
おやつはもちろん300円以内で(違


ナビに『日輪寺』とセットしたものの、なんだか思ってるのと違うルートが出てセットし直したり、首都高で渋滞に巻き込まれたり、寺直前のやまみちがすげーハードで泣きそうになったり、そんなこんなで昼頃到着。



何度も焼けたお堂だそうで、昭和48年にようやくこのお堂が建ったとのこと。
坂東最大の難所だと思います。
お堂のそばに咲いている秋明菊がとても清々しく、よいお参りができました。




ここまでがんばって来たので、できればもうひとつくらい回りたいね、ということで、このエリアの二十二番佐竹寺へ。
日輪寺からは車で1時間ほどかかりました。
途中で遅い昼ごはんも。
沿道にそば畑が多く、どうやらそば名産みたいね、ということで、農協の直売所併設の食堂でおそば食べました。




けんちんそばなのに、豆腐が入ってないじゃん、という心の声はさておき、根菜類はとても美味しかったです。そばももちろん。
食べても食べてもそばがなくならない、そば地獄(笑)。

さて、着きましたよ、二十二番佐竹寺。



茅葺きの本堂が美しい。
ご本尊は秘仏で、聖徳太子のお作と言われています。
交通量もそこそこある道に面しているのですが、境内にはいるとほんとうに静かです。
先の参詣者さんが唱えている観音経が低く響いています。


帰りも渋滞に巻き込まれはしましたが、大きい事故もなく、無事に戻ってくることができました。
ご加護はきちんとこういう形でいただけるんだな、とも思います。

お天気もよく、とても良い一日になりました。
最後にまよ姐の車に忘れ物しちゃったのはご愛嬌(笑)。


さて、次も茨城県方面ですね…筑波山麓とかとかとか。
ガマがお待ちです。
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坂東十八番 日光山中禅寺

久々におひとりさまでない札所です。
歩くペースとか予期せぬ事態対応力とか体力とか、さまざまな要因で、札所を巡るときは一人のことが多いので。

大人になってからの友人としてはいちばん長らくおつきあいいただいてるまよ姐、最近、神様カードのリーダーとなりまして、一緒にいるだけでご利益のある人になってしまいました(笑)。
今回は彼女との珍道中です。

5時30分、最寄り駅にて合流。
京王線で新宿へ移動中、JRが止まっている、と車内放送。むむ。札所行きでこんなことはいまだかつてなかった!
状況調べつつ、とにかく行けるとこまで行って考えよう~と移動していたら、結局宇都宮には予定通りの時刻に到着。宇都宮線だからこその回復運転ではありますが、それができるJRの対応力も大したもんだな、とひたすら感心しました。

まずは、日光線で駅とりのミッションを完了。

日光駅でバスのフリーパスを買い、中禅寺温泉行きのバスに乗るも、東照宮への車が多すぎて、わずか2キロほどを抜けるのに40分。目的地がさらに奥なので降りるわけにもいかず、おとなしく乗ってましたが…。
その後は明智平あたりから豪雨の中でしたが、上に着く頃には雨も止み、30分ほど遅れはしたものの無事に到着。

さっそく立木観音さまへ。
一本のかつらの木から彫りだし、残材から手を彫って組み合わせたと言う、千住観音様です。
胴体の下のほうはもとの木のままだということで、この名がついたそうです。
とてもお優しい顔の観音様。
普通のお寺さんでは、なかなかこんなに近くでお顔を拝見できないのと、そもそもお姿がこんなに大きくない。
その意味でも、とても珍しい観音様です。

五大堂から眺める中禅寺湖。



男体山は上のほうが雲というか、霧に包まれて、見ることができません。
秘仏の吉祥天さまも拝ませていただき、本日のメインミッション完了です。
あとは、いつものとおりテケトー。

乗れたらいいな、の渡し船、じゃなくて観光船。ちょうどタイミングよかったので、歌が浜から船の駅中禅寺まで5分の船旅。8月10日に就航したばかりの新造船に乗ることができました。



残念ながら濃霧のために、湖畔の景色がなーんにも見えません。写真?真っ白。

船着き場から少し歩いて、中宮祠へ。
こちらは、男体山への登山口とです。
麓に二荒山神社本宮、こちらが中宮祠、山頂が奥宮になっています。
とても気持ちのよいお宮でした。
参拝を済ませると、あっという間に霧に包まれてしまいました。

これで、最初から計画していたミッションは、全て果たすことができました。
めでたしめでたし。

あとはとにかくテケトー。
バスターミナルへ戻りながら、雨が降り始めたので、そこにあった喫茶店でお昼ごはんにしよう。



絶品の、天然氷かき氷を食べられました。

バスターミナルに到着すると、10分も待たずにバスに乗れました。

コロプラのコロカ店に行こうと途中下車すると、本日いちばんの氣をいただいた神社に遭遇しました。
青龍神社。



無人ではありますが、氏子さんたちで輪番があるのでしょう、参道もきれいにお掃除され、榊が供えられて、整えられていました。

そして、コロカ店。



青龍さんのご朱印をいただくために立ち寄った(本末転倒気味の)二荒山神社本宮。



神橋もなんだか神秘的。



なんだか盛りだくさんに見えますが、ほとんど全部通り道で済ませられることばかり。
しかも雨は、雨具を出すほどでもなく。
お取り計らいの中、粛々と進んだ気がします。


これで、札所のペースを取り戻したような気がするので、残った遠隔地、なんとか気張りましょうかね。



坂東十七番 出流山満願寺

いちばん早く始めた札所廻りですが、ぜんぜん終わりが見えてきません…orz
それもそのはず、近くはすでにお参りして、行きにくい遠くが残ってます。

茨城、栃木、千葉。
そしていずれも、電車の駅から遠い。土日に自由に車が使えない身としては、身動きとれません。で、一日ひとつしか行けそうもない、となると、出番はこれ。



どっか行きたい、列車乗りたい、ご朱印いただきたい、私のお出かけ三大欲をすべて満たしてくれる、青春18きっぷ。
昔に比べてなにかと使い勝手悪くはなりましたが、やっぱり頼りになります。

もう何年も間があいてしまいましたが、そろそろ再開しようと決めました。(5月に鎌倉歩いて、ちょっと火が着いた。)

再開の第一歩に選んだのは、栃木市の満願寺です。
残ってるのでいちばん番号が若いことと、夏場なので歩く距離が短いことが決め手となりました。

JR両毛線の栃木駅。
初降車。



ここから、栃木市が運行するコミュニティバス「ふれあいバス」に乗り、約1時間。
途中、石灰鉱山を抜けていきます。屋根に積もった石灰の粉が、まるで雪のよう。




終点で降りて歩くこと5分。
朝5時過ぎに自宅を出発して、ここに着いたのはほぼ10時でした。




ご朱印帳を寺務所に預けて、本堂→奥の院と参拝します。
奥の院へは、関所で拝観料300円お支払い。参道の整備に使います、ということで、確かにガードレールや橋の手摺など、安全対策をいろいろしてくれています。
また、この日は雨上がりでもあり、石の上に葉っぱや土が残っていると滑りやすいものですが、お片付けがされていたようです。
ずうっと上り坂の参道をほぼひとりじめ。深い森と、梢から落ちる水滴、雨と言うよりは霧のような細かい降水、思わず声に出してしまいました。
「きもちいいっ!」
「超楽しいっ!」
最後、断崖に張り付くような急な階段を上り、奥の院にたどり着きました。




拝殿の奥は洞窟がお堂になっています。石灰岩の地域なので、鍾乳洞ですね。



高さ4メートルくらいの石筍がこちらのご本尊さま。
なんでも、観音様の後ろ姿と、足元は伏せた蓮の花、と説明書きがありました。
ほんとにそんな風に見えます。
昔の人はうまいことたとえるなぁ。

ここから見る山の景色は、霧煙る幽玄の趣で、とても美しい。
スマホカメラなんかでは到底無理でした。
ので、咲き始めていた秋海棠を。




さて、下山してご朱印帳を受けとり、次のミッションは、出流そば。
お近く出身のお友だちに教えていただいたお蕎麦屋さんは、11時開店なので急いで行くと、もう行列が!
そして、また10時58分なのに入店してる!出遅れた!
と思いましたが、さすが有名店、規模も大きく、待つことなく入ることができました。
大勢で来ていたら、盆ざるのそばをどどーんと頼むのが定番のようですが、一人じゃ無理なので、野菜天ざるを。



お蕎麦もとても美味しいし、天ぷらもさっくさく。
蕎麦湯もポット一杯出してくださって、最後まで美味しくいただきました。

11時56分のバスで離脱。
滞在時間2時間。
帰りはわずかに早く、ほぼ16時の帰宅でした。
え、もっと蔵のまちを寄り道してくりゃいいのにって?
うん、次のお座敷があってね。(笑)

栃木市は、小江戸・蔵のまちとして観光整備されています。
着物で歩くの楽しそうだな、と思いました。
今回はJRの各駅停車で行きましたが、東武電車の特急を使えばもう少し楽に行けそうな気もします。
満願寺に宿坊もあるようなので(未確認)、泊まりがけで計画してもいいかなぁ。
そのときはみなさん参加してね。




鎌倉でご朱印~その3

時間制限の中、欲張って最大限行ける距離を見積もるのは、札所歩きのもうひとつの楽しみでもあります。
紙地図だけでなくアプリを使うことで、到着予定時刻の短縮とか、くだらない遊びもできますしね。

めざす大町方面は、来迎寺からほぼまっすぐ南下していきますが、その途中に、七福神が二人ご鎮座してます。

毘沙門天の宝戒寺。
こちらは鎌倉観音の二番でもあります。



続いて、寿老人の妙隆寺。



さらに進み、七福神を始めるきっかけになった本覚寺を右に見て、大町四つ角。
左折してそれほど行かないところにふたつ並んでいます。

三番安養院。
こちらは、坂東三十三観音の札所でもあるので、ずいぶん前になりますがお参りしたことがあります。

ちょうどつつじ塀がきれいでした。
そして、境内のこの槙の木が大好き。



先ほどの天神さんの銀杏には及びませんが、こちらも樹齢700年、堂々たる古木です。囲いがあるのでできませんが、抱きつきたくなる木のひとつです。(たまにそういう木に巡り会う。)




さらにお隣には、十三番別願寺。
ほぼ個人宅になってるので、撮影はやめておきました。



ご朱印をいただいて初めて気付く、魚籃さんだったか!
それくらい、秘仏というか、前もってお申し込みして開けていただかないと観音様を拝めない、鎌倉観音の旅。

秩父のときはわざわざ総開帳の年に廻ったわけで、あれが特別なんですけどね。

というわけで、当初の集合時刻に3分遅れて鎌倉駅に到着。
先行してランチのお店を決めてくだされーとお願いしたので、追いかけて行きました。




パクチー餃子とノーマルの盛り合わせランチ。歩いてお腹空いてたので、ぺろり。

まだまだ先は長い。観音さんも七福神さんも。



鎌倉でご朱印~その2

今回は全部で8社寺まわったのだ、どれくらいさらっと書けるだろう。

この先は、朝ごはんも食べたからバスには乗らずに徒歩で回ります。

まずはすぐそばの、八番明王院。



簡素な山門をくぐり、まっすぐ進むと茅葺きの素晴らしい本堂があります。
緑につつまれた境内を静かに掃き清めているのは、まだお若い修行中のお坊さんかしらん。
どこを切り取って見ても、とても気持ちの良い景色です。



こちらでは、ご朱印だけでなく、塗香も授けていただきました。
鎌倉三十三観音は小さいお寺が多く、手水所がなかったりあっても蓋されてたりすることがあるので、お清めのかわりにしようと思います。
かばんからほわっと薫りが漂います。

ここからはしばらく歩きが続きます。
一番杉本寺、十番報国寺を通りすぎて、バス通りを外れて北側へ。

途中寄り道で、荏柄天神さんへ。



人間、生きてる間は学ばなくちゃね!



境内に樹齢900年という大銀杏があり、どうやっても全景が撮れなくてあきらめました。
900年って、鎌倉幕府より前だよ前!

さらに歩みを進め、頼朝のお墓にも目もくれず、国大小中のそばを北へのぼって五番来迎寺。



法要があるということで、本堂の障子はぴっちり閉じられていました。
鎌倉観音さんは、秘仏が多いです。
ご開帳はあるのかなぁ。




さてここで、10時25分。
待ち合わせは鎌倉駅で11時30分。
自分の歩く速さと道の混雑具合を見極めて、どこまで歩けるかを計算します。
かしゃかしゃちーん。

うん、残る場所を考えると、大町まで行けるな。

さらに続く。



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